まつげが生えないという悩みを抱えている方は、少なくありません。まつげが生えない、育たない原因は複数ありますので、この悩みを解消するには原因に即した対策を行うことが大切です。ここでは、まつげが生えなくなってしまう原因とその対策について詳しく解説します。
まつげには、自分でも気づかないうちにいろいろな負担をかけています。そしてこれらのダメージが蓄積されると、まつげが生えてこなくなったり、育たなくなったりすることがあります。
メイクの際に使うマスカラやつけまつげ、サロンなどで施術してもらうまつエク。これらはまつげを長くボリューミーにみせるうえで大変効果的なのですが、まつげにはとても大きな負担をかけてしまいます。
まつげを綺麗にみせるための行為が原因で、まつげが生えなくなってしまう、となってしまっては本末転倒です。まつげケアをしたりまつげ美容液を利用したりして、自まつげを育ててみてはいかがでしょうか。
毎日何気なく行っているまつげケアも、そのやり方を間違えるとまつげに負担を与えてしまいます。皆様はメイク落としをするし、つけまつげを乱暴に剥がしていませんか?マスカラをオフするとき、ゴシゴシこすっていませんか?乱暴なクレンジングはまつげに大きなダメージを与えてしまいますので、気をつけましょう。
私たちの体には、年齢を重ねるにつれてさまざまな変化があらわれます。これがいわゆる「老化現象」ですが、まつげも体の一部である以上、その影響を免れることはできません。
まつげも髪の毛と同じ体毛の一種ですので、その毛根や成長具合は加齢による影響を受けます。20
加齢による影響を完全になくすことはできませんが、日々の生活習慣を見直すことでまつげが成長しやすい体質づくりをすることは可能です。まつげを育てるためには毛根やお肌の調子を整えることが大切です。具体的には、以下のような対策を実践してみてはいかがでしょうか。
・夜更かしをせず、十分な睡眠をとる
まつげは、病気や薬による影響によって生えなくなることがあります。
たとえば、アトピー性皮膚炎や乾癬といった皮膚疾患の症状が目の回りにでた場合、その影響によってまつげが生えなくなってしまうことがあるのです。また、まつげも体毛の一種ですので、抗がん剤など体毛が抜ける副作用がある薬を使っていると、その作用によってまつげが抜けてしまうことがあります。
まつげのボリュームや長さを取り戻すには、薬物療法やまつげ植毛をする、という選択肢もあります。
発毛できる毛包がまだ残っている場合、薬物療法による効果が得られる可能性があります。まつげの発毛を促進する作用がある外用薬をまつげの生え際に塗り、その発毛・成長を促すのです。
発毛できる毛包が残っていない場合、もしくは毛包やまつげがごくわずかしか残っていない場合は、まつげ植毛が効果的です。まつげ植毛では自分の髪の毛をドナーとして採取し、これをまぶたに植毛します。植毛した毛が生着すれば、自まつげと同じように成長しますし、抜けてもまた生えてきます。
まつげが生えない原因は多岐にわたるため、その原因に即した対策を行うことが大切です。
・まつげメイクやつけまつげ、まつエクはまつげに大きな負担をかける。
・自まつげを育てることで、メイクなどによるまつ毛への負担を軽減できる。
・まつげは、加齢によって生えなくなってしまうこともある。
・病気や薬の影響でまつげが生えなくなることがある。
まつげを育てるにはさまざまな方法があります。正しい対策をするためにも、まずは何が原因でまつげが生えなくなってしまったのか、分析するところから始めてみてはいかがでしょうか。