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まつげエクステのグルー。その概要・選び方・注意点とは

まつげエクステを自まつげに接着するときに使用する、グルー。まつげエクステの施術を受けたことがある方にとっては馴染みがあるものかもしれませんが、その成分や使用方法などについてはよくわからない、という方も多いのではないでしょうか。ここでは、まつげエクステの施術に使用するグルーについて詳しくご紹介します。

まつげエクステのグルーってどういうもの?

まつげの長さやボリュームを自由に調整できる、まつげエクステ。その施術では、「グルー」と呼ばれる接着剤を用いて、人工のまつげ(エクステ)を自まつげに接着していきます。
では、このグルーとは、具体的にどのようなものなのでしょうか。

グルーの主成分はシアノアクリレート

まつげエクステのグルーは、主に以下の5種類の成分でつくられています。
・シアノアクリレート
・増粘剤
・安定剤
・着色料
・その他の複合物

これらのうち、グルーの主、成分として使われているのがシアノアクリレートで、この成分はさらに、「ブチル系(ブチルシアノアクリレート)」と「エチル系(エチルシアノアクリレート)」に分けられます。

ブチル系のグルーとエチル系のグルーにはさまざまな違いがありますが、中でも特筆すべきなのが「ホルムアルデヒドの放散量」です。
ホルムアルデヒドとは刺激性の気体で、グルーが効果するまでその放散が続きます。そのためホルムアルデヒドの放散量が多いグルーを使用した場合、グルーが乾くまでの間、目や鼻に刺激を感じたり、人によってはアレルギー反応が起こったりする可能性があるのです。
ブチル系のグルーは、エチル系のグルーに比べてホルムアルデヒドは放散量が少なく、アレルギー反応を起こす可能性が低いと考えられています。

また、ホルムアルデヒドの放散量以外にも、ブチル系のグルーとエチル系のグルーにはそれぞれ以下のような特徴があります。

<ブチル系のグルーの特徴>
・接着力がやや弱い
・乾燥しても柔らかい

<エチル系のグルーの特徴>
・接着力が強い
・乾燥後は固くなる

増粘剤・安定剤・着色料・その他複合物について

まつげエクステには、主成分であるシアノアクリレートの他に、増粘剤や安定剤、着色料、その他の複合物も配合されています。

増粘剤とはグルーの粘度を出すためのもので、その配合量が多ければドロッとした質感に、少なければサラサラした質感になります。また、安定剤はグルーの持ちをよくする(使用期間を調整する)ためのもので、ヒドロキシアニソールやヒドロキノン、といった成分が用いられます。

次に、着色料についてですが、まつげエクステのグルーには、カーボンを用いて黒く着色しているものがあります。グルーを黒くすることでまつげの根元部分の密度を濃くし、アイラインを引いたような質感に仕上げることができるのです。
ただし、着色料を使用しているグルーの中には刺激性が強いものがあるため、最近ではカーボンを使っていない低刺激性のグルーも販売されています。

また、まつげエクステのグルーには、柔軟性を高めるためのラテックスなど、上で挙げた成分以外の複合物が配合されているものもあります。

 

まつげエクステのグルーを選ぶときのチェックポイント

まつげエクステのグルーを選ぶときは、以下のようなポイントについて確認することをおすすめします。

まずチェックすべきは安全性

まつげエクステのグルーは、目元に使うものです。目元の皮膚はとても薄く傷つきやすいため、グルーを選ぶときはまず、その安全性について確認するようにしましょう。

上述のように、グルーにはホルムアルデヒドを放散する性質がありますので、ブチル系のグルーなど、できるだけホルムアルデヒドの放散量が少ないものを選ぶことをおすすめします。
また、グルーによってはラテックスなどアレルギー反応を引き起こす可能性がある成分が配合されているものがありますので、アレルギー体質の方は特に、そのグルーに使われている成分を細かくチェックするようにしましょう。

グルーの乾燥スピードについてもチェック

グルーの乾燥スピードは、その商品によって異なります。そのためグルーを選ぶときは、乾燥スピードについてもチェックするようにしましょう。

早く乾燥するグルーを使えば施術時間を短縮することができますし、ホルムアルデヒドの放散時間を短くできます。しかし速乾性のグルーを使いこなすには、高い技術力が必要です。そのため技術力に自信がない方や丁寧に施術を進めていきたい方には、ゆっくり乾燥していくタイプのグルーをおすすめします。

 

まつげエクステのグルーの正しい使い方と注意点

まつげエクステのグルーは、正しい方法で使わなければ思わぬ肌トラブルを引き起こしてしまうことがあります。また、使用後のケアや保管方法など、グルーを使用するにあたっては気を付けなければならない点がいくつかあります。

ここからは、まつげエクステの使い方と注意点についてみていきましょう。

まつげエクステのグルーの使い方

 

まつげエクステのグルーは、以下のような手順で使用します。

(1)まつげエクステと自まつげの汚れや油分、水分を除去する。
(2)専用のプレートに、グルーを2~3滴適度出す。
(3)まつげエクステにグルーをつけ、自まつげに貼る。
(4)グルーが硬化するのを待つ。

まつげエクステには、適量のグルーをつけましょう。塗布量が多すぎるとはみ出して周りが白くなってしまいますし、塗布量が少なすぎると強度が弱くなってしまいます。
また、一度セッティングしたまつげエクステは、動かしてはいけません。硬化途中で接着部位を動かすと、強度が弱くなったり接着剤が白く残ったりすることがあるのです。

まつげエクステのグルーを使用する際の注意点

グルーは、使用する環境によって硬化速度や硬化後の強度が変わってきます。メーカーによっても異なりますが、グルーを使用する際は室内の環境を以下のように整えるといいでしょう。
・室温…約25~28度
・湿度…約50~60%
・直射日光を避ける
・換気をする

グルーの寿命は、使用後のケアや管理方法に左右されます。劣化したグルーはアレルギー反応や肌トラブルの原因になりますので、グルーを使用・管理する際は以下のような点に気をつけましょう。

・グルーを使った後はノズルの上部を指で軽く押し、その内部にたまっている空気とグルーを押し出す。
・不織布など繊維が残りにくい布を使い、ノズル部分を拭く。
・液漏れしないよう、まっすぐ立て冷暗所に保管する。

グルーは紫外線や湿気に弱いため、乾燥剤を入れた袋の中で保管するのもおすすめです。

 

まつげエクステはプロに施術してもらおう

まつげエクステ関連商品は、ネットショップなどを利用することで誰でも簡単に購入することができます。そのため皆様の中には、「自分で施術してみようか」と考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、それはあまりおすすめできません。

まつげエクステの施術には高い技術が必要

まつげエクステの施術は、自まつげ1本1本に人工まつげを接着していくという、とても細かい作業です。グルーのセットタイム(仮硬化する時間)は30秒~1分くらいしかなく、この間にエクステを接着する位置を決め、正確にセッティングしていかなければなりません。
また、グルーの使い方を間違えたり、グルーが皮膚に付着したり、目に入ったりすると、思わぬ健康被害が起こる可能性もあります。

そう、まつげエクステの施術には、とても高い技術が必要とされるのです。

 

プロによる施術で安全におしゃれを楽しむ

まつげエクステの施術を受ける場合、施術代金の他に定期的なメンテナンス料金も必要になります。そのため、自分で材料を取り寄せて施術をしたほうが、リーズナブルにまつげエクステを楽しむことができます。
しかし、上述のように、まつげエクステは高い技術が求められる施術です。そのため知識と技術のない人が施術すると、思わぬ肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。

目や肌を傷めてしまっては、まつげのお洒落どころではなくなってしまいますので、まつげエクステはプロに施術してもらうことをおすすめします。

安全なグルーとプロの技術でまつげのお洒落を楽しむ

・まつげエクステのグルーはシアノアクリレートを主成分としており、ブチルシアノアクリレートを使ったグルーの方が、ホルムアルデヒドの放散量が少ない。
・グルーには、着色料や増粘剤、安定剤なども使われている。
・グルーを選ぶときは、安全性や硬化速度をチェックする。
まつげエクステは、高い技術が必要な施術です。良質なグルーを使用しているサロンで施術をしてもらい、安全にまつげのお洒落を楽しみましょう。