TOPへ戻る

まつ毛美容液の副作用とは?安全に使用するために知っておきたいこと

目元の印象を華やかにするためのアイテムとして、近年注目度が高まっているまつ毛美容液。普及にともなって、効果だけでなく副作用についても、さまざまなウワサが流れたり、医学的に解明されたりしてきています。

ここでは、まつ毛美容液を安全に使うために知っておきたい、副作用の実態や、使用する際の注意点などについてご紹介します。

市販のまつ毛美容液に副作用はある?

誰でも簡単に買うことができる市販のまつ毛美容液ですが、副作用のウワサを耳にしたことがある方もいるでしょう。市販のまつ毛美容液には、実際に副作用があるのでしょうか。

市販のまつ毛美容液は重大な副作用の心配は低い

結論から述べると、市販のまつ毛美容液を使って重大な副作用が現れる可能性は、ほとんどないといえます。

化粧品店やドラッグストアなどで一般に販売されているまつ毛美容液の大半は、薬機法という法律上では、美容を主な目的とする「化粧品」に分類されるものです。化粧品の製造や販売は、厚生労働省が定める「化粧品基準」に則って行うよう定められています。

そして、化粧品基準では、総則として「感染のおそれがある物を含む等その使用によって保健衛生上の危険を生じるおそれがある物」を化粧品の原料として使用することを禁止。さらに、 まつ毛美容液に関しては、「粘膜に使用されることがある化粧品」として、特定成分の配合量の上限などが明確に規定されています。

当然、化粧品メーカーは化粧品基準を遵守して化粧品の製造販売を行っています。さらに、メーカーが独自で厳しい基準をもうけ、安全性のテストを行っているケースも少なくありません。そのため、重い副作用が懸念されるような成分を含むまつ毛美容液が流通している可能性は、極めて低いのです。

市販のまつ毛美容液で出る可能性がある副作用

市販のまつ毛美容液ではぜったいに副作用が出ないというわけではありません。使用の方法や体質によっては、トラブルが起きてしまう可能性があるため、注意しましょう。例えばまつ毛美容液の使用が、ものもらいやドライアイといった目の病気に繋がってしまうケースが考えられます。

まつ毛美容液は、目の縁に塗るものです。目の縁のまつ毛よりも眼球側の部分には、「マイボーム腺」という分泌腺があります。このマイボーム腺にまつ毛美容液のインジケーターが不潔な状態で触れると、細菌に感染してものもらいができてしまうことがあるといわれています。美容液の油分などでマイボーム腺が詰まると、涙の分泌が減り、ドライアイになることもあるようです。

また、まつ毛美容液は化粧品である以上、他のコスメ製品と同じように、体質・肌質に合う、合わないがあります。かゆみや赤み、かぶれなどの肌トラブルを生じたり、アレルギー症状が起こる可能性も、ゼロとはいえません。

クリニックで処方されるまつ毛美容液の副作用とは

一般的に「まつ毛美容液」と呼ばれるものには、小売店で手軽に買える物のほかに、クリニックなどを受診して処方を受ける必要があるものもあります。クリニックで処方されるまつ毛美容液の副作用についてみていきましょう。

中見出し:市販のまつ毛美容液とクリニックのまつ毛美容液の違い
美容クリニックなどでまつ毛の悩みを相談すると、「グラッシュビスタ」や「ルミガン」という、小売店では販売されていないまつ毛美容液が処方されることがあります。クリニックなどの医療機関で処方されるまつ毛美容液の、市販のまつ毛美容液との最大の違いは、医療用の「医薬品」であるという点です。

医薬品のまつ毛美容液には、医学的にまつ毛の育毛に有効であると認められた成分が配合されています。「化粧品」である市販のまつ毛美容液と比べて強く作用するため、使用するには、医師の処方・指導を受ける必要があります。

報告されている副作用

クリニックで処方されるまつ毛美容液の使用においては、目の痛みや充血、目やまぶたのかゆみ、目やに、目の乾燥などの症状が出ることがあるようです。また、次のような副作用も報告されています。

・まぶたの黒ずみ
メラニンが増加するため、まぶたが黒ずんでくることがあります。

・目の周囲の多毛
目の周りの体毛が濃くなることがあります。

これらの副作用は、薬剤の使用を中止することで改善することが多いものです。その他、以下のような重大な副作用も公表されています。

・虹彩色素過剰(こうさいしきそかじょう)
黒目の色が濃く変色する症状です。日本人を対象とした臨床試験では確認されていません。

・眼瞼溝深化(がんけんこうしんか)
まぶたが落ちくぼんでしまう症状です。日本人を対象とした臨床試験では確認されていません。

医薬品のまつ毛美容液にはさまざまなトラブルの可能性があるため、使用する際には、必ず医師の処方を受け、医師や薬剤師の説明をしっかりと聞くことが大切です。また、副作用が現れたときには、使用を一旦中止して、必ず医師の診察を受けましょう。

ウワサされている「失明」はウソ?ホント?

まつ毛美容液の副作用に関してまことしやかに囁かれるウワサのひとつに、「まつ毛美容液で失明する」というものがあります。ウワサを知って、「まつ毛美容液は気になるけれど、失明のリスクを負ってまでは…」と躊躇している方も多いでしょう。

しかし、このウワサについては、現時点では信憑性はないといえます。先述したように市販のまつ毛美容液には、重大な副作用のリスクはほとんどありません。また、クリニックで処方されているまつ毛美容液についても、失明を引き起こしたという報告は、厚生労働省から出されていません。

そのため、失明のウワサが気になっている方も、必要以上に不安に思うことは不要と言えそうです。

まつ毛美容液を安全に使うための注意点

まつ毛美容液を使用する際には、いくつかの注意点を守ることで、副作用などのトラブルが起こるリスクを軽減することができます。

成分をチェックする

多くの化粧品には、かぶれなどのトラブルやアレルギーの原因となる物質が含まれています。商品の成分表示ラベルや企業のホームページなどをチェックして、刺激となりそうな成分を避けることで、トラブルのリスクを減らせます。

・香料
・色素
・界面活性剤

などは、かぶれの原因になりやすいといわれています。肌が弱い方やアレルギーがある方は、使用前に医師に相談するとよいでしょう。

必ず使用法を守る

まつ毛美容液は、定められた使用法を守って使うことを前提として、販売や処方が行われています。そのため、用法を外れた使い方をすると、想定外のトラブルが起きてしまう可能性があるのです。

指定された使用回数や手順、保管方法、使用期限などをしっかりと守ることが、まつ毛美容液を安全に使用するための条件です。

個人輸入品などの購入は避ける

インターネットのショップなどでは、個人輸入などのかたちで海外製のまつ毛美容液を購入できることがあります。化粧品の個人輸入は違法ではありませんが、利用は避けた方が安全です。

なぜなら、海外製のまつ毛美容液は、日本の安全基準を満たしていない場合もあるからです。中にはパッケージと中身が違う模造品を販売している場合もあるようです。思わぬ副作用のリスクを減らすためにも、国内で販売されている正規品の使用をおすすめします。

まとめ

・市販のまつ毛美容液は副作用の危険性は低いが、体質などにより症状が出る可能性もある
・医薬品のまつ毛美容液にはいくつかの副作用の報告があるものの、失明の例はない
・副作用などのトラブルを回避するためには「成分チェック」「用法順守」「正規品の使用」を心がけるべき

まつ毛美容液の副作用についてよく知り、安全に、理想のまつ毛を目指してくださいね!

ランキング

基礎知識