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副作用の危険性あり!?妊婦さんが使ってはいけないまつげ美容液とは

妊娠中は、食べ物や薬など、気をつけなければいけないことが増えますよね。実はまつげ美容液の中にも、妊娠中は使用を控えたほうがいいものがあります。ここでは、妊娠中の使用を控えるべきまつげ美容液の種類や成分、妊娠中でもできるまつげケアなどについて詳しくご紹介します。

 

妊婦さんが使わないほうがいいまつげ美容液はこれ!

まつげ美容液は、大きく2種類に分けることができます。

医療機関で処方してもらう「まつげの育毛を促進するための薬(まつげ育毛剤)」と、市販されている「まつげを保護したり、まつげやその生え際に栄養分を補給したりするための化粧品」です。

そしてこれらのうち「医療機関で処方されるまつげ美容液」については、妊娠中・授乳中の方は使用を控えたほうがいいとされています。

 

注意すべき成分は「ビマトプロスト」

美容クリニックをはじめとする医療機関で処方されているまつげ美容液の多くはもともと、緑内障の治療薬として使われてきました。緑内障の治療をする中で、この薬には「まつげが伸びる」という副作用があることが分かったため、これを応用してまつげの育毛に使われるようになったのです。

具体的には、その主成分である「ビマトプロスト」が毛包に作用することでまつげの成長期を延ばし、これを太く長くしているのではないか、と考えられています。

しかし、残念ながら、妊娠中におけるビマトプロストの使用は「禁忌事項」とされています。「妊娠している人に投与した場合の安全性が確立していない」ということが最大の理由のようです。

妊婦さんや赤ちゃんへの影響がはっきり分かっていない以上、このような扱いになるのも無理はないでしょう。

 

マウスに対する実験で明らかになったリスク

妊娠中のマウスにビマトプロストを経口投与した実験では、以下のようなことが分かりました。

ヒト最大予想投与量の41倍を投与した場合

・母体の妊娠期間の短縮

・死亡胎児の増加

・周産期、出産後における新生児死亡の増加

・新生児の体重の減少

 

ヒト最大予想投与量の33倍以上(角膜への局所点眼後の血中AUC値)

・流産

人間の妊婦さんを対象とした、ビマトプロストに関する実験データはまだありません。しかし、これらの結果を見るとやはり、妊娠中はこの成分を含むまつげ美容液を使わないほうがよさそうです。

 

他のまつげ美容液を使うときにも妊婦さんは注意が必要!

まつげ美容液の中には、ドラッグストアやネットショップなどにおいて市販されているものもあります。また、これらのまつげ美容液の中には、肌への刺激を最小限にとどめたものや、自然由来の成分を使っているものもたくさんあります。

では、こういったまつげ美容液ならば、妊娠中でも使うことができるのでしょうか。

 

妊娠中は肌トラブルが起こりやすい

妊娠中はホルモンバランスが極端に乱れるため、肌トラブルが起こりやすくなります。またお腹の赤ちゃんは母体の水分や栄養分を受け取って成長しているため、肌が乾燥しやすくなったり、皮膚の再生能力が低下してシミや色素沈着が発生しやすくなったりすることもあります。

実際、これまで使っていた化粧品を妊娠後も使い続けていたら急に肌荒れしてしまった、というケースは少なくありません。妊娠中は肌が弱ってデリケートな状態にありますので、できるだけ刺激を与えないようにすることが大切です。

 

異変を感じたらすぐに使用を中止しよう

妊娠中に使うまつげ美容液を選ぶときは、母体や赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性のある成分が含まれていないかどうか、きちんと確認しておきましょう。まつげ美容液の中には敏感肌の人でも使える低刺激性のものもありますので、そういったものを使うのもおすすめです。

また、まつげ美容液の使用に関して不安なことがある場合は、事前に医師に相談してみることをおすすめします。

そして、まつげ美容液を使う場合は肌の状態に注意し、少しでも異変を感じたら直ちに使用を中止するようにしましょう。今までまつげ美容液を使っていてなんともなかったという方も、妊娠中は肌が弱っているため注意が必要です。

 

妊婦さん必見!妊娠中でもできるまつげケア

妊娠中は、使うことができるまつげ美容液の種類がどうしても制限されてしまいます。しかし、「まつ育」は、まつげ美容液を使わなければできないわけではありません。

以下のようなまつげケアもまつ育をするうえで大変効果的ですので、ぜひ試してみてください。

 

まつげに負担をかけないようにする

まつげの長さとボリュームを維持するには、新たなまつげを育てることの他に、いま生えているまつげを長持ちさせる必要があります。そしてそのためには、メイクや洗顔などをする際、できるだけまつげに負担をかけないようにすることが大切です。

以下のような行為はまつげに大きな負担を与えますので、できるだけ控えるようにしましょう。

・ビューラーでまつげを引っ張りすぎる

・マスカラの塗りすぎ

・つけまつげ

・まつげエクステ

・アイメイクやマスカラをクレンジングする際、目元をゴシゴシこする

私たちが毎日、無意識のうちにしている行為の中にも、まつげに負担を与えることがたくさんあるのですね。まつげへの負担を減らすだけでもまつげが抜ける量が変わってきますので、心当たりがある方はその改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

水分をたくさん摂取する

妊娠中はお腹の赤ちゃんに水分を吸収されるため、母体が水分不足に陥りがちです。特に妊娠初期は水分が不足して肌が乾燥しがちになりますので、意識的に水分補給をするようにしましょう。

もちろん、保湿など外側からのケアをすることも大切です。

 

質の良い睡眠をとって成長ホルモンの分泌を促進

まつげを育てるためには、成長ホルモンの存在が必要不可欠です。そしてこの成長ホルモンは、睡眠中に最も多く分泌されます。

妊娠中は生活リズムが乱れることもありますが、できるだけ規則正しい生活をして、質の良い睡眠をとるようにしましょう。

 

正しいまつげケアで安全なマタニティライフを

・医療機関などで処方されるまつげ美容液に含まれる「ビマトプロスト」は、妊婦さんに対する安全性が確立されていない。

・妊娠中のマウスにビマトプロストを投与した結果、母体や胎児、妊娠状態の継続に様々な悪影響があることが判明した。

・妊娠中は肌トラブルが起こりやすいため、まつげ美容液を使う場合は細心の注意をはらう必要がある。

まつげに負担をかけないようにしたり、質の良い睡眠をとったり…。まつげ美容液を使わなくてもまつげのためにできることはたくさんあります。いま妊娠中の方は、ここでご紹介したまつげケアから始めてみてはいかがでしょうか。

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